冬の釣り・アウトドアが「楽しいのにきつい」本当の理由

Why Winter Fishing Feels Fun at First — and Miserable the Next Day

冬の釣りは、やっている最中は案外つらくありません。

防寒をしっかりして、体を動かしていれば、 寒さはそれほど気にならない。

問題は、帰ってきてから、そして翌日です。

結論から言うと、 冬の釣りがきつい本番は「釣りの後」に集中しているからです。


釣っている最中は「気にならない」理由

釣りをしている最中は、

  • 着込んでいる
  • 動いている
  • 集中している

この3つがそろっています。

体は確かに冷えていますが、 寒さを感じる余裕がない状態です。

だから、

「今日は全然平気だった」

という感覚になります。


地獄は「大漁の翌日」にやってくる

釣った日は楽しい。

特に大漁の日は、達成感も大きい。

しかし翌日、現実が始まります。

① 道具の潮抜き・洗浄

ロッド、リール、小物、クーラーボックス。

まずは潮抜きと洗浄

冬の水は、とにかく冷たい。

手を入れた瞬間に、 「うわ…」 となるあの感覚。


② クーラーボックスの中は“全部カチカチ”

クーラーボックスを開けると、

  • 氷がカチカチ
  • 魚もカチカチ

解凍される気配はありません。

魚を捌く作業が、時間も力も奪います。


③ 魚を捌く場所の問題

室内で捌くと、

  • ウロコが飛び散る
  • 臭いが残る

だから、多くの人は屋外でやります。

つまり、

寒い中で、冷たい魚と水を相手にする

作業が始まります。


④ ゴミ処理という“最後の追い打ち”

はらわた、ウロコ、血のついた紙。

処理しなければ終われません。

冬は、

  • 動きが鈍る
  • 手先がかじかむ
  • しかも、ごみの日も気になる

ため、いつもの倍、時間がかかります。


気づけば「昼になっている」

朝から始めても、

  • 気づけば昼
  • まだ終わらない

ということは珍しくありません。

そして最後に残るのが、

  • 包丁
  • まな板
  • シンク周り

洗浄・消毒です。

ここまで来ると、

「考えるだけでやる気がなくなる」

状態になります。


これは「釣りが好きだから」起きる問題

ここが重要です。

この大変さは、

  • 手を抜いているから
  • 段取りが悪いから

ではありません。

きちんとやろうとしているから起きます。

道具を洗い、魚を丁寧に扱い、 安全に処理しようとする。

それを冬にやると、 負荷が一気に表に出るのです。


「楽しかった翌日が一番つらい」は普通

冬の釣りやアウトドアで、

「もう次はいいかな…」

と思う瞬間があるのは、自然な反応です。

それは、

体と気力が、危険を避けようとしているサイン

でもあります。


冬の釣りを「翌日地獄」にしないための現実的な対策

冬の釣りがきついのは、寒さではなく「翌日に集中する水仕事と後始末」でした。 ここを崩せば、楽しさは残して負担だけ減らせます。

① 帰宅後に“全部やらない”と決めておく

  • 当日:道具はざっと流水→水切り→置く
  • 翌日:潮抜き・分解清掃をまとめてやる

「当日で完全に終わらせる」という縛りが、冬は一番の敵です。

② 外で捌くなら“飛び散り対策”を最初に作る

  • スケールが飛ばない作業スペースを確保する
  • ゴミの出口(捨て場所)を先に決める
  • 片付け動線を短くする

冬は手先が鈍るので、段取りが悪いと時間が倍になります。

③ 冷水に触れる回数を減らす

  • 「洗う回数」ではなく「濡れる回数」を減らす
  • 冷たい水に触る工程をまとめて一気に終わらせる

冬は“ちょこちょこ洗い”が最悪のパターンです。

④ 大漁の日ほど「処理の分担」を決める

大漁の日に地獄化するのは、嬉しさと作業量が比例するからです。 最初に「誰が何をやるか」「何時までやるか」を決めておくと、精神的に折れません。


あとがき|大漁の翌日がつらいのは、真面目な証拠

冬の釣りがきついのは、 釣りが嫌いになったからではありません。

ちゃんと向き合っているからです。

「楽しむ日」と「片付ける日」を 最初から別物として考えるだけで、 気持ちはずっと楽になります。


→ 冬の屋外作業や現場仕事、アウトドアがつらく感じる理由をまとめた記事はこちら

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