冬にだるさが抜けない理由|寒暖差で起きる自律神経疲労の正体

Why winter fatigue lingers – the hidden exhaustion of your autonomic nervous system


【結論】冬のだるさは「怠け」ではなく、自律神経の慢性疲労です

冬になると、

  • 十分寝ても疲れが取れない
  • 一日中ぼんやりする
  • やる気が出ない

こうした状態が続く人は少なくありません。

結論から言うと、これは気合や根性の問題ではなく、
寒暖差によって自律神経が使い果たされている状態です。

体は毎日、
「寒い → 暖かい → 寒い」
を何度も強制され、回復する暇がありません。

特に40代以降でだるさが抜けにくい場合は、 年齢による体の変化も関係しています。

👉 40代から寒暖差がつらくなる理由|年齢とともに変わる自律神経の働き


冬に体の中で起きていること(図で理解)

【屋外:5℃】
  ↓ 交感神経ON
【室内:22℃】
  ↓ 副交感神経ON
【廊下・トイレ:10℃】
  ↓ 交感神経ON
【再び居室】

この切り替えが一日に何度も起きることで、
自律神経は「休めない臓器」になります。


だるさとして現れやすい症状

症状体で起きていること
眠い・集中できない脳への血流が安定しない
体が重い筋肉が冷えたまま回復しない
気分が沈む自律神経とホルモンの乱れ

今日からできる「だるさ」対策(実践編)

① 一日の中に「切り替えない時間」を作る

  • 暖房の効いた部屋で一定時間過ごす
  • 無駄に寒い場所へ行かない

体を安定させる時間が回復につながります。

② 首・背中・お腹を温める

  • ネックウォーマー
  • 腹巻き
  • ひざ掛け

体幹が温まると、だるさは一気に軽くなります。

③ ぬるめの入浴でリセット

  • 38〜40℃
  • 10〜15分

熱すぎる風呂は、逆に自律神経を疲れさせます。

④ 夜は「頑張らない」

冬は回復にエネルギーを使う季節です。
活動量を落とすのは正常な反応です。


なぜ春になると楽になるのか

春になると、

  • 寒暖差が小さくなる
  • 日照時間が延びる
  • 体温調整の負担が減る

その結果、
自律神経は自然に回復していきます。

冬にだるさが抜けない背景には、寒暖差による自律神経の慢性疲労があります。 その根本的な仕組みは、次のハブ記事で詳しく解説しています。
👉 冬の寒暖差で体調を崩す理由|自律神経が乱れる仕組み


【あとがきコラム】冬にペースが落ちるのは、自然なことです

冬にだるくなると、
「自分は意志が弱いのでは」
と感じる人もいます。

ですが、人も動物と同じです。

寒い時期は、
エネルギーを守り、回復を優先する季節

少し休む。
少し温める。
少し無理をしない。

それだけで、
冬はずっと楽になります。


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