<<つづき>>
ということで、出航~~。

行きがけに、船長といろんな話で盛り上がります。
特に、先日の天草沖で捕まった
覚せい剤600キロの密輸船の件で、
その辺の小さな漁村には 宮崎や、東京からも
パトカーが わんさか やって来て
まるで釣れたブリのように そこらじゅうを走り回って
大騒ぎになっているという話で御座いました。
船長: 「今回は船がガス欠したけん 捕まっとったばってん
沖には外国の船もおるけん、あれは たぶん氷山の一角。」
と言っておられました。
船長に
『やっぱり沖合いには 怪しい船っているもんですか? 』
と聞いてみると、
「おる!! 」 と断言されていました。
ポイント到着とベイト探し
約2時間後、ポイント到着したらしく、エンジンスロー。
いよいよで御座います。
釣座は大トモになったので、船室の魚探を覗きながら
ベイトの深度と底の状態を確認しますが、
あまり反応がありません。
船長: 「ベイトの おらんなぁ~・・・」
水中ソナーや、GPSを駆使して エコーを追ったり漁礁周りを当たりますが
どこもイマイチ。
落とし込みは 船で走り回らないといけないとは聞いていましたが
なるほど。こんな感じなので御座いますか。。。
1時間ほどあちこち廻り やっとのことで、
船長がマイクで 『入れてよかよ~ 底まで80m』
よっしゃー と仕掛け投下。
電動リールの水深カウンターを注目。
40m ・・・50m・・・ 60m・・・ 70m・ゴン 着底。
アタシはレンタル道具でしたが、カウンターが10m以上狂っとる。
マジか。。。
ベイトが付かない孤独な時間
そのうち、周囲のお客さんはベイトが付き出し
「ベイトが70mで来た! 」 とか
「よっしゃ 掛かった +(電動音)」などが聞こえてまいります。
こちらは ベイト 全然ナッシング。。。
何回も落したり、巻上げて また落としたりしてチャレンジしますが
ベイト付かず。。。。
周囲では、若船長がタモを持って走り回ったり
電動の巻上げウィンウィン音が 耳に付きますが
アタシは ベイト付かず。。。
手に嵌めている ゴム手袋がいかんのかなぁ~
とりあえず、脱いどこ。

相変わらずベイト付きません。。。。
ベイトが アタシの仕掛けだけ お魚 除けてんのかね。。。
20分程経った時、
『何とか全員安打したごたるねー。』 と聞こえて参りました。
アタシ、未だ 餌すら釣れて無いないのですが。。。。
なんとも辛いひととき。
ボクちゃんの乗り合い時 あるある話ですな。。。。。
そうしていると アタシの仕掛けにも 底付近でベイトが付いて
竿先が 暴れ出したので御座います。
結果、餌外れ。。。
涙なくしては 語れないので御座います。
船長:「はい、仕掛け上げて~」
しばらく また移動で御座います。

自分だけ釣れないと、中々辛いのでございます。。。
つづく。
あとがき / Afterword
「全員安打」と聞こえてくる中、自分だけベイトすら付かない時間の長さ…。 落とし込みならではのメンタル勝負がよく伝わってきました。 次回(3)でどんなオチと救いが待っているのか、読む側もドキドキする良い“溜め”になっています。


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