🐗 命というのは — The Meaning of Life

狩猟

今日は朝から罠にかかったイノシシを獲ってきました。
山ノ神様とこの猪に、酒と塩、そして祈りを捧げて手を合わせました。
これから初めての解体作業。
ネットで調べたり、先輩に聞いたり、万全の体制で臨んだつもりでしたが――やはり半日仕事ですね。

解体してみると、思いのほか重く、命を奪うという現実がずしりときます。
使ったのは、いつも弟のように目をかけてくれる方から譲り受けたナイフ。
切れ味抜群で、作業は思ったより早く進みました。

危険な野生動物を自分の手で捕獲し、解体まで行うというのは、
アウトドアとはまた違う“生”の手応えがありました。
命をいただくということ――その意味を、身をもって感じます。

解体中、猪が罠の中で私を見たときの目が忘れられません。
それを思い出すと、ほんの一瞬、涙が出ました。
お前は、さぞかし無念だっただろう。本当にすまなかった。
でも、仕方がないんだ。すまん。許してくれ。

この山の畑が荒らされれば、集落全体の生活に影響が出ます。
駆除されることを望む人々がいる。
それもまた、生きるための循環の一部。

私が役目を買って出た以上、逃げるわけにはいきません。
人にも、生活があるのです。
それでも、胸の奥が痛くなるのは事実。
私はまだまだ、打たれ弱い人間です。

狩猟で得たイノシシと供え物 / Wild boar hunting ritual in Japan
The Meaning of Life
A hunter offering sake and salt to the mountain god before dressing a wild boar.
Gratitude, pain, and the quiet realization that taking life is part of living.
🌿 命をいただくということ:
狩猟は「殺す」ことではなく、「いただく」こと。
そこに祈りと感謝がなければ、単なる破壊になってしまう。
田畑を守るための行為であっても、命の重みを忘れずにいたいものです。

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