🍯 日本ミツバチの濃厚はちみつ仕上げ / Raising the Sugar Content of Japanese Honey

ミツバチ

はちみつ職人の収穫後の仕事

日本ミツバチのはちみつは、収穫して終わりではありません。
むしろ“本当の味”はそこから作られます。

まずは糖度上げ前のはちみつ。

これから糖度を上げていきます。


押し入れ用除湿剤で水分だけを抜く技

今回の糖度上げの工程は次の通り。

  1. 衣装ケースにボトルを入れる
  2. 隣に除湿剤をセット
  3. 全体を大きなゴミ袋で密閉
  4. 暖かくなる車内などに1ヶ月ほど置く

その結果がこちら。

糖度78.6%。完璧。(78度以下だと発酵するようです)


除湿剤に溜まった“水”が成果を物語る

気温の高い車内で約1ヶ月。
除湿剤はすべて満水寸前。

日本ミツバチの蜜は水分が多いと発酵するので、この工程は重要です。

実際に外で干していた除湿剤たち

こちらは外でならべて乾燥が進んだ様子。

これらが満水になっていたということは、
同じ分だけはちみつから水が抜けたということ。

ボトルにはちみつを当初に半分しか入れない理由

写真のようにボトルが半分しか入っていないのは理由があります。

はちみつの中には天然酵母が生きているため、発酵ガスで破裂する可能性がある。

そのため、必ず“余白”を残すのが日本ミツバチの伝統的な管理法です。


まとめ

・除湿剤で“静かに”水分を抜く
・糖度78.6%の極上の仕上がり
・発酵防止のためボトルは半分
・今年の蜜は香り・味ともに過去トップクラス

今年も自然の恵みに感謝する仕上がりとなりました。


English Note

This article explains how to raise the sugar concentration of wild Japanese honey using household dehumidifiers. Because natural honey contains living yeast, moisture must be reduced to prevent fermentation.

【コラム】

🍯 日本ミツバチの“発酵リスク”は実はすごい魅力

日本ミツバチのはちみつは、ほとんどが非加熱で生きた酵母が含まれています。
これはデメリットではなく、 「天然である証」 です。

ただし糖度が低いと容赦なく発酵します。
冷静に考えると、これはワインの醸造の仕組みとほぼ同じ。
つまり日本ミツバチの蜜は、
「放っておくとワインになりかけるほど“生きている”」
と言えるのです。

人工的に高温殺菌された海外の市販ハチミツにはない魅力です。

自然の生命力ごと頂く――
それが日本ミツバチのはちみつの醍醐味なのです。

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