歩いていると、気づかないうちに靴紐がほどけてしまう。
結び直してもすぐ緩む。
そして、強く締めると今度は足が痛くなる…。
そんな悩みを持つ方は非常に多いようです。
この記事では、まず最初に「靴紐が絶対ほどけにくくなる方法」を先に紹介し、
その後に「なぜ靴紐はほどけるのか」を分かりやすく解説します。

◆ 先に結論:靴紐がほどけない“3つの解決策”
① ほどけにくい『イアンノット』で結ぶ
イアンノット(Ian Knot)は、見た目は普通の蝶結びですが、
左右対称の構造で固定力が高く、ほどけにくいのが最大の特徴です。
強く締める必要がないので、足の甲が痛くなる心配も少なくなります。
簡易図(イメージ):
① 左右の紐を持つ
L R
② それぞれ輪を作る
(L) (R)
③ 左の輪を前、右の輪を後ろへ交差
(L)↘ ↙(R)
④ すれ違うように輪を引き締める
⇦⇨
完成:見た目は蝶結びと同じ
② “かかとロック”で靴の内部を安定させる
靴の中で足が前後に動くと、紐にもクセがつき、ほどける原因になります。
ランナーが使う「かかとロック」を使うことで、甲を圧迫せずに固定力が増し、
紐が緩みにくくなります。
簡易図(イメージ):
最後の2つの穴を使用 ┌───●───● ← 最後の穴 │ | | │ ●──● ← その一つ前 │ ① 最後の穴に上から通す(輪ができる) ② 反対側の紐をその輪へ通す ③ 左右で同じ処理を行うと“軽いロック”が完成
③ 靴紐の素材を変える(最も簡単で効果大)
ツルツルしたナイロン紐は、摩擦が少なくほどけやすい素材です。
以下の紐に変えるだけで、ほどけにくさが劇的に改善します。
- 綿(コットン)紐 … 摩擦が高くほどけにくい
- 蝋引き(ワックスド)紐 … 結び目がピタッと固定される
見た目を変えたくない人は「蝋引き紐」がおすすめです。
◆ 靴紐がほどける理由(仕組み)
① 歩行の振動が“結び目を揺さぶる”
歩くたびに、足は前後・上下に小さく揺れます。
この連続振動が結び目に伝わり、紐が少しずつ広がっていく仕組みです。
② 蝶結びは左右非対称で、ズレに弱い
一般的な蝶結びは、力のかかり方が片寄ると簡単に緩む構造になっています。
イアンノットは左右対称に整えた結び方のため、ズレに強く、ほどけにくいのです。
③ 摩擦が低い紐は「戻る力」が強い
ナイロンのように滑りやすい素材は、摩擦が少ないため、
衝撃が加わると“元に戻ろうとする力”が強く働き、ほどけやすくなります。
④ 靴の中で足が動くと、紐に力が偏る
かかとが浮いたり、足が前に滑ると、
紐が片側だけ引っ張られて非対称になり、ほどけを誘発します。
かかとロックは、この「足のズレ」を抑えてくれます。
◆ まとめ
靴紐がほどける原因は「歩行の振動」「結び方の構造」「素材」「足のズレ」の4つです。
しかし、強く締める必要はありません。
イアンノット × かかとロック × 素材の見直し
この3つの組み合わせが、足が痛くならず、快適に歩ける最も効果的な方法です。
【あとがき / Author’s Note】
靴紐がほどける悩みは、実は多くの人が抱えているのに、
きちんと解決策を知っている人は意外と少ないものです。
小さな工夫で驚くほど快適になりますので、ぜひ試してみてください。
English Caption:
Learn the simplest and most effective ways to prevent your shoelaces from coming undone—without tightening them too much or hurting your feet.


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