New Year’s Smoked Salmon Brine
スモークサーモンの味は、魚より先に出汁(ソミュール液)で決まります。
いよいよ年始恒例の仕込み開始。
魚が新鮮であることは当然ですが、冷薫の本質は「水分・塩分・香り」の設計です。
その設計図こそが、この出汁なのです。
今回はガスではなく七輪の炭火。
じっくり弱火で香りを引き出します。
そして、お金をかけるとそれなりに良いものが出来るのでしょうが、
いかにお金をかけずにおいしいものを作るかが
私の中では一番大事なのです。
材料は、クミンシード、ローレル、フェンネル、ローズマリー、そして塩。
塩は単なる保存料ではなく、
タンパク質を締め、余分な水分を抜き、旨味を凝縮させる装置です。
スパイスは香りを足すのではありません。
魚の生臭みを抑え、脂の甘みを前に出す“引き算の設計”なのです。


九州で冷薫を成功させるのは簡単ではありません。
気温と湿度が高いからです。
しかし、工程を分解すれば難しくありません。
- 塩分濃度の設計
- 漬け込み時間の調整
- 風乾時間の管理
すべては「水分コントロール」です。
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