Why sleep becomes lighter in winter – what happens to your body overnight
【結論】冬の睡眠不調は「寒さ×乾燥×体温調整」の負荷が原因です
冬に眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めたり、
朝が異様につらく感じる最大の原因は、
睡眠中も体が環境調整を強いられていることにあります。
眠っている間、体は本来「回復モード」に入ります。
しかし冬は、寒さ・乾燥・暖房の影響で、
無意識のうちに体が休めない状態になりやすいのです。
冬にこんな睡眠の悩み、ありませんか?
- 夜中に何度も目が覚める
- 眠りが浅く、夢ばかり見る
- 朝起きた瞬間から疲れている
- 布団から出るのが異常につらい
- 寝たはずなのに頭がぼーっとする
これらはすべて、
冬特有の睡眠環境による影響で説明がつきます。
冬の夜から朝に起きていること(図で理解)
【就寝前】
・暖房ON
・室内は乾燥
↓
【睡眠中】
・体温が下がる
・喉や鼻が乾く
・無意識に覚醒
↓
【早朝】
・暖房OFF or 室温低下
・体が冷える
↓
【起床時】
・回復不足
・だるさ
・眠りが浅い感覚
つまり冬の睡眠は、
一晩中、体が微調整を続けている状態なのです。
なぜ冬は眠りが浅くなりやすいのか
- 暖房で空気が乾燥し、喉・鼻が刺激される
- 室温が高すぎる or 朝方に急激に下がる
- 体温調整のため自律神経が働き続ける
本来、睡眠中は副交感神経が優位になりますが、
冬は寒暖差や乾燥により、
交感神経が断続的に働いてしまうのです。
冬に「夜中にふと目が覚める」「何度も浅く目覚める」という人は、 乾燥や暖房による刺激が睡眠を分断している可能性があります。
👉 冬に夜中に目が覚める理由|乾燥と暖房が睡眠を浅くする仕組み
今日からできる具体的な対策
① 寝室の温度は「高すぎない」
- 目安は18〜20℃
- 暖房は弱め or タイマー設定
暖かすぎると、眠りはかえって浅くなります。
寒さ対策で暖房をつけたまま寝ている場合、 それ自体が睡眠の質を下げていることもあります。
👉 暖房をつけたまま寝るとどうなる?|冬の睡眠と自律神経への影響
② 加湿は「しすぎない」
- 湿度40〜50%が目安
- 結露が出る場合は過剰
加湿しすぎも、寝苦しさの原因になります。
乾燥対策として加湿しているつもりが、 実は湿度が高すぎて眠りを妨げているケースも少なくありません。
👉 寝室の加湿しすぎが眠りを悪くする理由|冬の結露・息苦しさの正体
③ 首・お腹を冷やさない
- ネックウォーマー
- 薄手の腹巻き
体幹が温まると、深部体温が安定します。
④ 朝は「無理にシャキッとしない」
冬の朝は回復に時間がかかります。
ゆっくり起きる前提で動く方が、結果的に楽です。
「ちゃんと寝たはずなのに朝が異常につらい」という場合、 睡眠の回復不足と朝の寒暖差が重なっている可能性があります。
👉 冬の朝が異常につらい理由|睡眠と寒暖差が重なるタイミングの問題
この不調は、気合や根性の問題ではありません
「ちゃんと寝ているのに疲れる」
「自分は睡眠の質が悪いのでは」
そう感じる人も多いですが、
実際は、
環境が体の回復を邪魔しているだけというケースがほとんどです。
【あとがきコラム】眠れないのではなく、休めていないだけ
冬になると、
「最近眠れなくなった」
と感じる人が増えます。
でも多くの場合、
眠れていないのではなく、
体が十分に休めていないだけです。
私自身も、冬は朝の目覚めが重くなりがちで、
「これは体調の問題というより、環境だな」
と感じるようになりました。
少し室温を下げる。
少し乾燥を抑える。
少し朝を急がない。
それだけで、
冬の睡眠と朝は驚くほど変わります。

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