Where Rain Really Gets In
レインコートは「染みている」とは限りません。
実際は、隙間から水が入り込んでいるケースがほとんどです。
この違いを理解していないと、何度買い替えても濡れ続けます。
まず結論
水の侵入経路はほぼ決まっています。
- 首元
- 袖口
- 股(シート接触部)
- ファスナー
この4つです。
ここを潰さない限り、防水性能は意味を持ちません。
なぜ隙間から入るのか
雨は上から落ちるだけではありません。
バイクでは、
- 横から叩きつけられる
- 風で押し込まれる
- 圧力がかかる
この状態になります。
つまり、
わずかな隙間でも水が侵入します。
侵入ポイント① 首元
最も無防備な場所です。
- 前傾姿勢で開く
- 風が直接当たる
ここから入った水は、体全体に広がります。
「上半身が濡れる原因の多くはここです。」
侵入ポイント② 袖口
見落とされがちですが重要です。
- グローブとの隙間
- 手首の開き
ここから水が流れ込みます。
腕を伝って内部に入るため、気づきにくいです。
侵入ポイント③ 股(シート接触部)
バイク特有の問題です。
- シートに水が溜まる
- 体重で圧がかかる
結果として、
下から水が押し込まれます。
ここは素材では防げません。
侵入ポイント④ ファスナー
止水ファスナーでも完全ではありません。
- 劣化
- 圧力
これで水は入ります。
フラップが無い場合、ほぼ確実に侵入します。
「染みる」との違い
ここを混同している人が多いです。
- 染みる → 防水膜の劣化
- 侵入 → 構造の問題
対策がまったく違います。
なぜ買い替えても解決しないのか
原因が構造だからです。
いくら新しいものにしても、
- 首が開いている
- 袖が緩い
- 股に圧がかかる
これが同じなら結果も同じです。
実践的な対策
やることはシンプルです。
① 首元を潰す
- ネックウォーマー
- インナーでカバー
② 袖口を密閉する
- グローブを上から被せる
- ベルクロを締める
③ 股の対策
- 防水シートを意識
- 体勢を調整
④ ファスナーを守る
- フラップ付きモデルを選ぶ
- 閉め方を徹底する
図で理解する
【侵入】
横風 → 隙間 → 内部
【圧入】
水溜まり → 体重 → 押し込み
【結果】
内部濡れ
内部リンク
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結論
レインコートは完璧ではありません。
隙間があれば、そこから水は入ります。
だからこそ、
侵入経路を潰すことが最優先です。
あとがき
濡れる原因を「道具のせい」にすると、解決しません。
本当は、どこから入っているのかを見る必要があります。
原因が分かれば、対策は単純です。
逆に、原因を知らないままでは、同じ失敗を繰り返します。
道具を変える前に、流れを見る。
それだけで、結果は変わります。

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