🐝 キイロスズメバチ ── 山の作業前の遭遇記/Dangerous Japanese yellow hornet

ミツバチ

Yellow Hornet — Morning Encounter in the Mountain

仕事前、山の見回り。

今年はミツバチの巣のあたりに、オオスズメバチの姿はまだ一匹も見えません。
もしかすると、春に女王蜂を捕獲して駆除した効果が出ているのかもしれません。

ところが――。
今朝、現れたのはキイロスズメバチ(黄スズメバチ)
体はオオスズメバチより小さいものの、非常に攻撃的で、
こちらが何もしていなくても、一定距離に入ると突進してくる厄介者です。

巣の防衛意識がとにかく強く、作業前の静かな山で出会うと一気に緊張が走ります。
今朝も巣作り中の個体が飛びかかってきたため、
仕方なく一撃で処理しました。


⚠️ 死後も動く“刺針反射”に要注意

キイロスズメバチの怖さは、死んでも完全には終わらないこと。
首が取れても、胴体がしばらく動き続けるのです。

これは「生理的反射」によるもので、
毒針を動かす筋肉が自律的に収縮を繰り返す構造をしているため、
見た目には死んでいても刺される危険性が残るのです。

作業中に捕獲・駆除した個体を扱う際は、
完全に動きが止まるまで絶対に素手で触らず、
厚手の手袋とピンセットなどを使うのが安全です。

自然の中では、ほんの一瞬の油断が命取りになります。

キイロスズメバチ / Yellow hornet in mountain area
Yellow Hornet
Even after decapitation, its body may move and sting due to reflexes.
A reminder that in nature, danger doesn’t always end with death.
🪶 補足コラム:スズメバチの反射構造
🔬 スズメバチの生理的反射:
スズメバチ類の刺針器は、腹部の末端に位置する筋肉によって自動的に動く構造をしています。
これは「神経節反射」と呼ばれ、頭部(中枢神経)からの信号がなくても一定時間作動します。

実際、駆除後でも胴体だけが動いて刺す事故が起きており、
“死後も油断できない昆虫”として、現場の作業員や養蜂家の間でもよく知られています。
命を守るには、知識と冷静な対応が欠かせません。

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