🌲 危険な林業──傾いた大木と命のバランス / Dangerous Forestry – Balancing Life and Timber

山菜・植物

山仕事をひとりで行うときは、どんなに慣れていても油断は禁物です。
チェーンソー、ワイヤー、滑車、テンションロープ……。
いろんな道具を駆使しても、自然相手の仕事は一瞬の判断ミスが命取りになります。

特に傾いて生えた大木は、どちらに倒れるかの予測が難しい。
見た目と違い、内部の重心や風の流れ、根の張り具合によっても挙動が変わります。
そんな時こそ、**“狭い場所の望む方向へ倒す技”**が試される瞬間。

ただし――。
失敗すれば木の下敷き。ドクターヘリ行きか、最悪はあの世行きです。
昔から「林業は三代続かない」と言われる所以は、
それほどまでに危険と紙一重の仕事だから。

倒した木が地面にドンと響いた瞬間、
無事だった安堵と、自然への畏敬が入り混じる。
それでも翌日にはまた、次の木が待っているのです。

だから昔から林業は三代続かないといいます……。

伐採された倒木と山の風景 / Fallen tree after forestry work in the mountain
Forestry — a dangerous craft
Felling a leaning tree in a narrow space requires precision and courage.
One mistake could mean a helicopter rescue — or worse.
🌲 林業の安全メモ:
・傾いた木は「重心」と「根の張り」を確認してから伐採。
・風の向きが変われば、倒れる方向も変わる。焦らないこと。
・ひとり作業は極力避け、無線やGPSを携行しておく。
・ヘルメット・チャップス・安全靴は命を守る最低装備。
山で働くということは、自然の力を借りながら、その厳しさと共に生きることです。

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