How I Find Profitable Antiques in Auctions and Markets

「入札数」が教えてくれる“今、売れているもの”
骨董で効率よく儲けたいなら、まずは何が「人気」なのかを知るところからです。
私がよくやっていたのは、ヤフオクの「アンティーク・コレクション」コーナーで、入札が一番多かった品物を暇なときにチェックすることでした。
茶碗だったり、掛軸だったり、ちょっとした小物だったり。そこには、今の市場で実際にお金が動いているジャンルが、そのまま並んでいます。
「何となく良さそうだから買う」ではなく、すでに入札が集まっているものから“売れる形”を学ぶ。 これだけでも、仕入れの精度はかなり変わってきます。
和家具は“目利き+送料”が勝負
私は和家具の相場も、ネットと市場の両方でよく調べていました。 普段から価格帯を把握しておけば、古美術市場で破格の値段で出たときに迷わず手を挙げられます。
多少難があるものでも、木工で直す楽しみがありますし、きちんと手をかければ価値は戻ります。それもまた骨董の面白さです。
ただし、和家具には大きな落とし穴があります。
最大のネックは「送料」
ネットで買うと、和家具はとにかく送料が高い。 本体価格はお得でも、送料で一気に赤字、なんてことも普通にあります。
多くの人が躊躇するのは、実はモノの価値ではなく、この送料部分です。 だから私は、まとまった資金ができたら輸送をうまくやる事業ができないかと真剣に考えたこともありました。
スマホ一台で“その場で相場確認”できる時代
古美術市場に行くとき、今は本当に便利な時代になったと感じます。
気になるものがあれば、その場でスマホを取り出して、 ネットオークションや販売サイトで相場をチェックできます。
昔は「勘」と「経験」だけが頼りでしたが、いまはデータも味方してくれます。 とはいえ、最近は焼物に関しては目の肥えた人が増えたのか、以前のような“超お買い得品”はだんだん減ったようにも感じます。
それでも、ときどき「これは…!」という掘り出し物は顔を出します。 だからやめられないのが、古美術市場なのです。
中国宋時代の“怖さ”と、偽物を避けるコツ
私が特に慎重になっているのが、中国宋時代を名乗る陶磁器です。
ある世界的オークションハウスの方から聞いた話では、最近の中国骨董は迫真レベルの偽物が作られており、プロの目でも疑心暗鬼になることがあるとのことでした。
完成度が高いのは、本物だけではない。 そこが、この世界の一番怖いところです。
ネットオークションで偽物を避ける簡単なチェック
ネットで「お、これはいいかも」と思った品物があったら、私は必ず次のことをします。
- その出品者の他の商品をリストを確認する
- 明らかにおかしい“宋時代”“元時代”がズラッと並んでいないか見る
- 同じような「時代ものばかり」を大量に出している場合は買うのを止める
買おうと思ったものが本物のように見えて、しかし販売している他のものが、あきらかに偽物が混ざっているラインナップだった場合、 その出品者からは絶対に手を出さないようにしています。
本物も扱っているかもしれませんが、そこに賭ける必要はありません。 買う側がリスクを背負う必要は、どこにもないのです。
なぜこんな“儲かる話”を公開するのか
ここまで読むと、
「そんなことを書いて大丈夫?ライバルが増えるんじゃない?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、私はあまり心配していません。 理由は単純で、こういう話を聞いて実際にやる人は、全体の1%もいないからです。
それに、最近の私はいろんなことで忙しく、古美術市場にもほとんど出ていません。 あなたと同じ会場で、同じ品物を競り合うことは、まず無いでしょう。
だったら、自分の経験が誰かのきっかけになる方が面白い。 そう思って、あえてこうして書いています。
📷 Photo Caption / 写真キャプション

儲けの種は、いつも「人が集まるところ」に転がっている。
あとがき / Afterword
大事なのは、知識よりも「小さく試してみる」ことです。
ヤフオクの入札数を眺めるだけなら、今日から誰でもできます。市場に行けなくても、まずは「どんな物に人が群がっているのか」を観察するだけでも立派な勉強です。
いきなり高額商品に手を出す必要はありません。まずは、失敗しても痛くない範囲で、小さな取引を重ねてみる。その積み重ねの中で、あなたなりの“目”と“勘”が育っていきます。
もしこの記事を読んで、「ちょっと覗いてみようかな」と思ってもらえたなら、それが私にとって一番うれしい“当たり”かもしれません。

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