天草富岡沖釣行(中編) / Amakusa Tomioka Offshore Fishing (Part 2)

マイボート釣り

魚探と反応のない海

というわけで、

オコゼをGETしたところで、

さっきのハマチのようなナブラを もう一回探してみる事にしました。

ところで、魚探はホンデックスPS-611CNを使っているのですが、

フィッシュマークは出るものの、大きさとか出ないので、

いまいちピンと来ないんですよね。。。。

水中に沢山の魚マークが出たりしますが、

本当に魚なのか 疑問に思う時もありますし、

魚マークを消して エコーだけのほうが分かりやすいのかなと思ったりもします。

ベイトの反応やらは 真っ赤に写ったりしますから、

この方が分かりやすかったりします。

まぁーいいとして、もう少し魚探の使い方も勉強が必要なんでしょうな。。。

根魚狙いと静かな海

さっきみたいに中層に魚マークが出るところにジグを入れますが、

やっぱし反応なし。。。

水温が下がって活性が下がっているのか

ジギり方がショボイのかの どっちかでしょう。

でも先日は落としただけで 何もせずに次から次に釣れたし。

しかたないので、とりあえず、お土産の根魚を釣って帰ろうと

四季咲岬の磯場近くに移動しました。

もう一回テキサスリグに付け替えて、

前日に買って来た 虎の子の『キジハタグラブ』を付けてブッ込みます。

これならば たぶん釣れるバイ。

『キジハタ倶楽部』だと思っていたら、

良く見ると『キジハタグラブ(蟹)』なのね。。。

どっちでも構いませんが、釣れればよし。

何回かブッ込んでも やはり当たりナッシング。

おかしい。。

カサゴすら釣れん。。。何でかね。????

魚はもう正月休みかい????

ナブラ再来と焦り

だいぶ さざ波も立ってきました。

そんなこんなで ガマンしてリトリーブしていると、

目の前 3メートル先くらいの水面が いきなりバシャバシャ騒がしくなり

ハマチの集団の皆様が突然浮上。。。。潜航~。浮上~。潜航~。

ボラみたいに ボコボコ浮いたり潜ったりしています。

ひとり 慌て出すワタシ。。。。

テキサスリグを回収した時には  またもや既に遅し。

魚の奴ら、ワザとやってんじゃないの??

今日はついてないね。。

アンカー停泊しているプレジャーボートは、こいつらを狙っていたのかもね。。。

たぶん ボラだよ。ボラ。  こいつら絶対ボラ。!!

川から下ってきた 臭くて食えないボラだと思い込むことにしました。。。

変わる海況と風

そのうちロッドホルダーに立てている竿に風が当たりだして

ヒューヒュー風切り音が出始めました。 なんか風出てきたなぁ~

さっきのアンカー打って釣りをしているプレジャーボートの船団も

気付くと 彼らのすぐ近くに流されていました。

水面はなんとなく波立ってきたみたいだし

だいぶ風が強くなって来たので、風上に向かって出航場所に帰りながら

最初の湧昇流のあたりに移動して、

そして釣れなかったら 今日はもう帰ることにしよう。

シケの兆候

で、帰るとき、四季咲岬沖はこんな感じでした。

フロントが だいぶ上下に揺れます。

時速8キロ前後のノロノロです。

何となく 危なくなってきました。

岸を見ると 磯に バッサン バッサン 白波打ち付けています。

風上に頑張って進んで行きながら、行く先のほうを見ると

物凄い波立ちが見えます。

針山のように やたら白波が立って、

この辺りの3倍くらいの高さの波が立っているのがハッキリ分かります。

やばそうなのは ここら辺 ↓↓

あれはかなり危ないな。。。

出航後に見た あの潮の当たるところが脳裏を横切りました。

ふと視界に ちょうど50m程離れた横を 漁船が追い越して行き、

その海域に突入するのが見えました。

すると

フロントから波に突っ込み、ドバーーン! と 物凄いしぶきが上がっています。

(@@;;

これって  シケって言うヤツですよね。。。。

判断と引き返し

こちらは 速度を時速4キロ前後に落として

様子を見ながら 水深の浅い岸近くを 突破してみる事にしました。

水深は10m前後と出ています。

まぁ遅くても 前に進んでいる事は間違えないからね。。。

恐る恐る その海域の中に入ってみると すぐに

船首の上下の振れ幅が もうハンパ無い。

首 ムチウチになるんじゃないの と思うくらいです。

しかも周期が短く、船首が波間に落ちると

フロントから波が 船内にドバーンと打ち込んで来ます。

元々二重構造のディンギーなので 構造上沈まないし、

後付けした フロート浮力が さらに200キロ以上あるし

ハイパワーなビルジポンプを付けているので 水船状態にはならないですが、

短い周期の壁みたいな波で、船が 船首を上下させながら

もう 完全にロデオ状態。

フロントがビックリするくらい持ち上げられ 次は おもいっきり下がります。

バーン! バーン!バーン!と音を立てて 船底が波に叩き付けられて

後方の船外機もシュルシュル音がして、スクリューが浮いている感じがあります。

(ムービー撮る余裕なんてないです。)

撤退と判断

さらにこの先は さらに物凄い状況。

これで強行突破は もう完全に無理と判断。

先ずは ごまかしながら船の向きを変え 風下へ引き返して海域を離脱し

これは波の収まりを待つか、違う港に上げるしかないなと考えました。

まいったなー。。。

ここまでのシケは初めて。。。。

沖じゃなかった事と、

風裏へ引き返えすと まだ大丈夫な事が せめてもの救い。

海は危ないね。。。

ほうほうの体で 四季咲岬まで引き返しました。

アンカーのプレジャーボートも だいぶ揺れ始めています。

こちらは ビビッて もう釣りする気にもなりません。

頭の中は、どうやって港に帰るかで 一杯です。

富岡半島の西岸へ

富岡半島は細く、その風裏の南側サイドに船を上げる場所があれば、

出航した志岐漁港は北サイドなので、

駆け足でマイカーを取りに行けば おそらく片道20分はかからないだろうと判断。

↓↓

こういうときにスマホの威力が発揮されます。

でも 富岡半島の西側海岸は、船を出せるスロープが

使用禁止のところばかりで 上げ下ろしの場所が無かったような。。。。

もっと南まで行けば、たしかあったなぁ。。。

とりあえず、誰かに聞いてみる事に決定。

さっき漁礁でホバリングしていた2隻の船に聞いてみる事にしました。

近寄ってみると、その2隻もアンカーを打って 浮き釣りをしています。

さっきのハマチ【個人的にはボラと思いたい・・・】を釣っているんでしょうね。

『すんませ~ん!! ちょっと教えて下さ~い!!』

おじさんがこっちを向きます。

『私は志岐の港から出たのですが、沖がシケて帰れなくなりました。

こっちの西側で船を上げれるところはありませんか~~??』

(つづきはこちらから)

フォトキャプション

English Captions

Echo sounder marks flicker across the screen, uncertain yet hopeful. Waves rise off Shikizaki Cape—beauty turning swiftly into danger. Every sailor’s wisdom: know when to turn back before the sea decides for you.

あとがき

釣果よりも教訓が残った一日。 富岡の海は、時に牙をむくが、その判断の一瞬に人の経験が試される。次回こそ静かな凪で再挑戦したい。

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