How Much Does Delaying Air Conditioner Replacement Really Cost?
【結論】買い替えを先延ばしにすると「静かに、確実に」損が積み上がる
エアコンの買い替えは、多くの人にとって
「まだ動くし、もったいない」
と後回しにされがちです。
しかし結論から言うと、
買い替えを先延ばしにした場合、損は一気に来るのではなく、毎年じわじわ積み上がります。
しかもその多くは、気づきにくい形で進行します。
① 電気代の損|「壊れていないのに高くなる」
古いエアコンは効率が確実に落ちる
エアコンは年数が経つと、
- 熱交換効率の低下
- 内部汚れによる風量低下
が起こります。
その結果、
同じ温度設定でも運転時間が長くなる
=電気代が増えます。
目安となる金額
10年前後のエアコンと、最新機種を比べると、
- 年間電気代で1万〜2万円差
が出ることは珍しくありません。
これを5年我慢すると、
電気代だけで5万〜10万円
が静かに消えていきます。
② クリーニング代の損|延命のつもりが足かせになる
業者クリーニングは万能ではない
エアコンクリーニングは1回あたり、
- 1万円〜2万円前後
が相場です。
2年に1回としても、
- 10年間で5回=5万〜10万円
かかります。
年数が経つほどコスパは悪くなる
問題は、
古いエアコンほど「掃除しても完全には戻らない」
点です。
臭いが戻る、効きが改善しない、
それでも「もったいないから」と続けると、
延命コストが本体価格に近づいていきます。
③ 故障リスクの損|壊れた瞬間に選択肢が消える
壊れるタイミングは最悪になりやすい
エアコンは不思議と、
- 真夏
- 真冬
に壊れます。
この時期に故障すると、
- 在庫がない
- 工事待ちが長い
- 価格が高い
という三重苦になります。
結果的に「妥協買い」になる
比較検討する余裕がなく、
本当は選ばなかった機種を選ぶ
ケースも多いです。
④ 健康・生活の質という「数字に出ない損」
臭い・空気の質・体調
古いエアコンは、
- カビ臭
- 喉・鼻の違和感
- 咳やだるさ
といった影響が出ることがあります。
これらは医療費として見えなくても、
生活の快適さを確実に削ります。
結局いくら損するのか|ざっくり合計してみる
| 項目 | 5年間の目安 |
|---|---|
| 電気代の増加 | 5万〜10万円 |
| クリーニング代 | 5万〜10万円 |
| 故障時の割高購入 | 数万円〜 |
合計:10万〜20万円以上
これは、
中級クラスの新品エアコン1台分
に相当します。
損は「一気」ではなく「毎年」積み上がる
エアコンの買い替えを先延ばしにした損は、
壊れた瞬間に発生するものではありません。
電気代・クリーニング代・効率低下が、
毎年少しずつ積み重なっていく形で進みます。
買い替えを「前向きな選択」に変える考え方
買い替えは、
「壊れたから仕方なく」
ではなく、
損を増やさないための選択
と考えた方が現実的です。
特に、
- 使用10年前後
- 掃除しても臭いが戻る
- 電気代が気になり始めた
この3つが揃ったら、
「十分に元は取っている」
と考えていいと思います。
あとがきコラム|「もったいない」は美徳だが、判断を遅らせることもある
日本人は、
「まだ使える」
を大切にする文化があります。
それ自体は悪いことではありません。
ただ、エアコンのように
- 効率が落ち
- 衛生が劣化し
- 突然止まる
家電では、
「使える」と「得」は別物
です。
先延ばしの正体は、
節約ではなく、見えにくい浪費
かもしれません。
そう考えると、
買い替えは「出費」ではなく、
損を止める行動
だと思えてきます。
この記事は、エアコン全体の判断を整理したハブ記事の一部です。
▶ エアコンで損しないための全知識|買う前・使い方・寿命判断を一気に整理


コメント