
昨日、実家で作業をしていると、伯父がニコニコ顔で登場。
「ようけ釣れたけん、持ってきたぞ」
…と渡されたのは、80cm超の大真鯛。
いやもう魚というより、完全に顔が おっさん。

このサイズになると、包丁では歯が立たず、鉈と金槌でバラすという
なんとも原始的な解体作業になります。
ありがたいけど大変。
でも嬉しい。
⚓ 真鯛80cmとはどれくらいの魚なのか
真鯛は成長が遅い魚で、
- 30cm前後:2~3年
- 50cm前後:5~6年
- 80cm級:10年超え(個体によっては15年以上)
つまり目の前のコイツは、人間でいうと50代〜60代くらいの風格。
だから顔がオッサンなのも納得です。
⚓ オスとメス、顔が違うって知ってました?
大鯛のオスは、頭がゴツく盛り上がる“コブ”が出ることが多く、
逆にメスは丸みが強くスッとした顔つき。
80cmクラスになると、その差はかなりハッキリします。
今回のはコブあり → たぶんオスです。
⚓ サイズで変わる味の話
一般に真鯛の食味が最高に美味いのは40〜50cmクラス。
大型になるほど脂より筋肉質になり、食感も肉寄りになります。
なので今回のような80cm級は、
- しゃぶしゃぶ(薄切りが正解)
- 昆布締め
- 熟成させて旨味UP
このあたりが強くオススメ。
実際、60cmを超えると「魚ではなく肉っぽい旨味」が出てきます。
それが良いという人もいれば、40cmの方が好きという人も。
大鯛=高級、ではなく“料理で化ける魚”と思っておくと幸せです。
⚓ 真鯛の最大サイズってどれくらい?
日本の記録級は120cm超。
世界最大は驚愕の130cm超・20kgオーバーという話も。
そこまでいくと、ほぼ怪獣。
⚓ 大鯛を釣るにはどこを狙う?
◆狙うべき場所
- 急深のかけ上がり
- 産卵期(春〜初夏)の潮通しの良い場所
- 瀬の際・反転流
◆よく言われる鉄則
小鯛=浅場
大鯛=深場
特に大物は居着き型が多く、船が通らないようなピンポイントで生き残っています。
📎 コラム(Column)
※English note: Red sea bream (Pagrus major) is considered one of the most prized fish in Japan. It symbolizes good fortune, longevity, and is often served at celebrations.
◆大鯛を手に入れたとき、どう扱うのが正解か?
正しく処理して寝かせると、80cmクラスでも驚くほど旨味が増します。
- できるだけ早く血抜き、神経締め
- 内臓は腐敗しやすいので早めに処理
- 皮付きで熟成すると旨味が倍増
- 大きすぎる場合は半分を昆布締め保管
大型魚こそ「即食べず、時間で味を育てる」のがコツ。
――釣り人は魚を釣る瞬間だけでなく、
魚を美味しく食べる未来まで設計するべし。

コメント