初めての乗合船、天草落とし込み釣り / First Experience on a Shared Boat: Amakusa “Otoshi-komi” Fishing

落とし込み釣り

◆ 年末のシケ続き、正月用の魚を求めて…

今年は年末に近くなると、海はシケて

マイボートは出せなくなる日々が続いております。。。

年末ですので、是非とも正月用の魚が欲しいなと思うところでありましたので

釣船を予約してみたのでございます。。。

しかも、初めて予約する釣船 & やったことの無い 『落とし込み釣り』

もちろん道具なんか持っているハズが無いので御座います。

◆ 山本釣具屋で聞いた“噂の遊漁船”

実はこの遊漁船は、

一昨年の年末に 山本釣具屋で私が電動リールを物色している時に 

知らないオッチャンから話しかけられ

その中で 釣船の話題になった時、

『この船に 乗んなっせ!!。 クーラーが一杯になるまで走ってやらすから。』

と やたら一押しだったので 一回乗ってみたかったので御座います。

では さっそくと去年予約をしてみたら シケで中止。

今年は何とかならないかなと ろくろ首のように 首を長くして

待っておりました。

◆ 前日電話「午前は良かごたる」──遂に出船決定

で、前日の予報では、波はそれ程高くないですが、

海上の風予報は 8m/s。

こりゃ今年もダメだなと、諦め半分で前日19時に電話してみると

船長が  『 午後からシケるばってん。午前は良かごたる。 

早上がりするかもしれんから、早よから出ましょい。』

という事で、行って来たのでございます。

◆ 釣り経験ゼロの友人と「未知との遭遇」

今回は、キス釣りしかやったことの無い友人を誘って 初の落とし込み釣り。

車のローギアから、一気にトップギアに入れるようなもんで

未知との遭遇でございます。。。

うちら 大丈夫かいな??

電動リール付きのレンタル道具が 1000円なので

参加の敷居がかなり低く、ビギナーには嬉しいところです。

◆ あの“釣具屋のオッチャン”かと思いきや…

さて、待ち合わせの港に着いて 乗り合いの船の名前を見つけ出して 近づいて行くと

船から出てきた船長は なんと!!!

実は 

山本釣具屋で話しかけて来た あのオッチャンだった!!!

ら 、 めちゃめちゃウケるよなぁ~。と 

密かなオチを期待をしておりましたが

違いました。。。 笑 笑

何となく面倒見が良く 優しそうな船長でした。

◆ 6人の乗合客と、出船前レクチャー

最初、友人と2人で予約していたのですが、

乗り合いという事で、当日は我々も含めて6人で御座いました。

皆さん、年配のリピーターみたいでしたね。

『今日は操船から離れられんから、面倒見られんけん 今教えておくねー』と

出発前に、船長から釣り方のレクチャー。

『 今日は水深100m位。釣り方は 最初、仕掛けを底まで落として行くよ。

落としている途中に餌が掛かるから。

餌が掛かれば、竿先がビリビリ震えるから、すぐ分かる。

その時には そのまま底まで落として、

錘が底に着くか着かないかで 待つけんね。

錘を底から浮かせたら 絶対釣れん。

餌が付かない時には、

だいたい40m位から底にかけて餌がおるから 

40mまで巻き上げて、また底まで落とす。

餌は落としている時しか絶対釣れんけん。

その繰り返し。

ブリが食いついたら、引き込むけん、電動リールの速さを半分くらいで巻く。

早く巻くと 仕掛けが切らるるけん。

そっで やってみなっせ!!。 分からん時には また聞きなっせ。』

非常に的確で 分かりやすいレクチャーで御座いました。

『そっから 昨日はなぁー 船内6人で

10キロくらいのブリが 50本。8キロの鯛、6キロの鯛、

15キロのオオニベが4本ばかり釣れたもんねー。。。』

て、それ マジですか ・・??   ( ゚Д゚)??

横にいた友人は、もう 分かんないみたいで

ニコニコしながら 固まっておりました。

◆ 2時間の移動後、いよいよ実釣開始

今日は何だか明るい兆しが見えてまいりました。

さて、出発。!!

釣り場まで2時間掛かるそうです。

雨が降っていて、少しだけ風があるような感じですが、

予報ほどの強風では無いです。

同乗したお客さんといろんな話をしながら

2時間は それ程長く感じませんでした。

◆ 餌が掛かる感覚…そして“ビッグワン”

釣り場に到着して、船長の 『良かよー』

の合図で、皆さん仕掛け投下。

私は、先ずは 友人の横に付いて 色々お手伝いから。

急がなくても釣れる時は釣れますからね。(#^^#)

リールの使い方や、仕掛けの付け方、入れ方を説明。

投入してすぐに 餌が掛かったのが分かりました。

友人も、その感覚は すぐに判ったというので、錘が底に着いた状態と

その状態の維持の仕方も これで分かった OK! と言うので、

5分遅れくらいで 私も仕掛け投下。

落としている最中から、急にビクンビクンと何かが掛かった感覚がして

落下速度が少し遅くなったりするので、確かに餌が掛かったのは

分かりやすいです。

そのまま 仕掛けを底に落として ホールドしていると

竿先が小刻みに随分 バタバタ暴れ出しました。

あ、もしやこれは餌が追われているってヤツかな??

と思った途端、 竿先がググッと引き込まれたので御座います。

半信半疑で 聞き合わせするように、ゆっくり目に合わせて見ると

キタ キタ キタ キタ !!!!

ヨッシャーっ!!

昔、小笠原で4キロのカンパチを釣った時以来の

強烈な引きで御座います。

電動スイッチオン。

ドラグが出る出る。

4~5分かけて上がってきたのは

10キロくらいのメタボ鰤。

いや~~ 感激で御座います。

◆ 友人も連発、船上が“お祭り状態”に

そうこうしているうちに、隣にいる友人も

あ、掛かった!!   うぉーー スゲーーー!!!   と

喜んでおります。

連れて来た甲斐が御座いました。(#^^#)

周囲の方も 次々に釣れ出して、船上が賑わいます。

しかし、青物は走るので、あちこち 仕掛けが絡みあう お祭りやら発生して

取り込みに失敗して逃げられる事も多々あるようです。

私も お祭りで PE糸がスクリューに絡んだりして

デカイのが2匹 やられました。。。。

シュモクザメにイタズラされたり、

何だコリャ の高級魚ヤガラなど

コンスタントに上がりました。

◆ 風強まる中、ラストは“20kgオオニベ”

昼から やはりだんだん風が強くなり、波も高くなってきました。

船長が、シケる前まで粘ってくれて、

『そろそろ帰らんと 帰られんごてなるけん』と 納竿は14時。

最後の最後に、友人が20Kgクラスのオオニベを釣り上げて

ビギナーズラックを飾りました。

船長が『白身魚1年分』と笑ってました。

船長が言うように、帰りはかなりシケて参りました。

友人は翌日から出張ということなので

オオニベと スーパーメタボ鰤、大きな真鯛は友人に持ち帰ってもらって、

残ったのがこちら。

翌日、捌いて真空パックやらやっていたら

丸一日潰れてしまい、夜まで掛かってしまいました。。。

『初めてにしちゃ上出来ですバイ』 と

船長から褒めて戴き、

愉しい一日になったのでございます。

いゃー 実に愉しかった。

また出かけたいと思います。


Caption (English): Our first “otoshi-komi” fishing trip on a shared boat resulted in 10kg-class yellowtail, giant threadfin salmon, and more. Intense strikes, drifting baits, and a day full of excitement on the rough winter sea.


◆ あとがき

落とし込み釣りの醍醐味である「餌が付く瞬間」と「青物の強烈な突っ込み」を、一日で一気に体験された濃い釣行でしたね。ビギナーの友人が20kg級を上げる展開もドラマチックでした。冬の海でも挑戦する価値のある体験でした。

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