Why Your Throat Hurts in the Morning: Mouth Breathing Is the Real Cause
朝起きた瞬間、
「喉がヒリヒリする」「声が出しづらい」「風邪を引いたかも」
そう感じること、ありませんか。
多くの人は、ここでこう考えます。
「部屋が乾燥していたんだろう」と。
ですが、実際にいろいろなケースを見てきて分かったのは、
本当の原因は湿度ではなく、寝ている間の“口呼吸”であることが非常に多いという事実です。
結論から言います:喉がやられる人は、ほぼ例外なく「口が開いている」
冬の朝に喉が痛くなる人は、
寝ている間に鼻ではなく、口で呼吸しています。
これは自覚がなくても起きます。
起きているときは鼻呼吸でも、寝た瞬間に口が開く人は本当に多い。
口は、呼吸のための器官としては非常に不向きです。
鼻と違って、空気を加湿も加温もせず、直接喉に送り込みます。
つまり、どれだけ部屋の湿度を整えても、
口呼吸をしていれば、喉は毎晩「乾燥風」にさらされ続けるわけです。
なぜ冬は、口呼吸のダメージが一気に表に出るのか
① 空気そのものが冷たく、乾いている
冬の空気は、そもそも水分をほとんど含んでいません。
その空気を、口から直接吸い込めば、喉の粘膜は一晩で簡単に乾きます。
② 暖房で空気が動き、乾燥が加速する
エアコンやファンヒーターは、空気を循環させます。
すると、喉の表面にある水分が、常に蒸発させられる状態になります。
③ 寝ている間は「防御」ができない
起きていれば、喉が乾けば水を飲みます。
しかし、寝ている間はそれができません。
つまり、8時間近く、無防備なまま乾燥攻撃を受け続ける。
これが、朝だけ喉が痛くなる正体です。
湿度を上げても治らない人がいる理由
「加湿器を使っているのに、喉が痛い」
こういう声もよく聞きます。
これは珍しい話ではありません。
なぜなら、口呼吸のダメージは、湿度の影響を簡単に上回るからです。
極端な話、湿度50%の部屋でも、
口を開けて寝れば、喉は確実に乾きます。
逆に言えば、
口呼吸を止めるだけで、湿度を大きく変えなくても症状が軽くなる人は非常に多いのです。
現実的な対策:今日からできる順番で
① まず「自分は口呼吸か」を疑う
朝、次のどれかに当てはまるなら、可能性は高いです。
- 起きたときに口の中がカラカラ
- 喉の奥がヒリつく
- いびきを指摘されたことがある
- 朝だけ声がかすれる
② 寝室の環境を「口が開きにくい側」に寄せる
暑すぎると、人は無意識に口を開けます。
冬でも、暖房を効かせすぎないことが意外と重要です。
③ 鼻が通る状態を作る
鼻が詰まっていれば、誰でも口呼吸になります。
寝る前に鼻をかむ、体を温める、入浴後に寝る。
これだけでも、鼻呼吸に戻る人は多いです。
「喉が弱い人」ではなく、「呼吸が乱れているだけ」
朝の喉痛を、体質や年齢のせいにしている人は多いですが、
実際には、毎晩の呼吸の仕方が原因であることがほとんどです。
これは裏を返せば、
仕組みを知れば、かなりの確率で改善できるということでもあります。
全体の仕組みを整理して確認したい方は、
冬の乾燥が体調を崩す本当の理由|喉・肌・鼻に起きていること にまとめています。
あとがきコラム:喉は「弱い」のではなく、守られていなかった
喉が痛くなると、「自分は喉が弱い」と思いがちです。
でも、ここまで読んでいただいたなら、少し見方が変わったかもしれません。
鼻は、本来とても優秀な加湿器であり、空気清浄機です。
その役割を使えず、口から直接空気を通してしまえば、
喉がやられるのは、むしろ自然な結果です。
冬の喉痛は、「根性」や「体質」の問題ではありません。
ただ、毎晩の呼吸が少し乱れていただけ。
それに気づくだけで、朝はかなり変わります。

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