天草オキアミ五目でトラブル発生 / Trouble During Amakusa Okia​mi Five-Target Fishing

船外機・ボート整備

久しぶりの釣行のはずが…

随分おひさしぶりでございます。

前回のMYボートでの釣行は 7月の中旬。

出航前に フロントドーリーのステーが 破断して自爆した 

真夏の暑い日の ほろ苦い 人生の1ページが 

大変懐かしく思われるような月になりました。。。

とりあえず、ステンやアルミの溶接が出来るアルゴンTIG溶接機と

プラズマカッターも揃えているので

金属加工は自分で出来るので その点は問題無しなのでございます。

フロントドーリー強化後の再挑戦

フロントドーリーも 溶接しなおして改良し、

強化型の取り付けも済んだ 9月の連休過ぎた平日。

久しぶりの休みで、牛深の海況もギリギリ行けそうかと思われる日でございました。

午前中の牛深の風速MAX 3m。

ただ、波高は 0.8m程あります。

前回、牛深釣行の時、波高0.6~0.7mで出航しましたが、

しかし、この日は風が微風でした。

で、磯は この状態。

まぁー 昼過ぎまでは なんとか大丈夫そうな状況でした。

牛深や西海岸の魅力は、ハタ類などの 引きが強く 買うと高価な魚や

ヒラマサやカツオとか 予想しないデカイのが釣れる事にあります。

また、今、チェックした どうしても釣ってみたい場所があるので、

これから水温が下がる前までに一度行って見たいのですが、

波高が高いと 仕掛けが安定せず 食いが悪い気もします。

波・風・潮を見て悩む釣り人の判断

そして この状況で  もし、風が出て +風浪が発生するとなると 

ミニボートは終わりです。。。。

ただ、この日は潮回りが小さく、小潮の最終日。

一方で、早崎海峡は一日ほぼ凪。

潮が小さいと、 魚影の濃い潮流の早い場所を攻めるには

逆に もってこいの日和でございました。

ん~~、、、、、、悩むなぁ~・・・。。

よし、行ってみるか 早崎海峡。!!

念願の「早崎海峡オキアミ五目」へ

ということで、いよいよMYボートでの

念願の 『早崎海峡 一人オキアミ五目』に行く事にしたのでございます。

前日の仕事終わった後の夜に準備をして 早朝、3時半出発。

いつものように 変な替え歌を歌いながら ♪

道中、1人爆笑~~~♪。

気分も上々でございます。

出航場所に到着、いよいよ準備開始

今日は最初に 浅瀬の尾長を狙って、 その後に大鯛。 それから 大型イサキ。

最後に、根魚を数釣りして帰る予定です。

何だか楽しみでございます。  もう完璧。!!!

真っ直ぐ天草に続く 夜中の 国道57号線。

今、改めて写真を見ると、暗闇の先に 突き進んでいるようにも見えますな。。。

午前5時15分。初めての出航場所に到着。

1日の潮の流れ具合と、攻めるポイントをあらかじめ考慮して

なるべく 燃費にやさしく 安全で楽な航海をするのが肝要でございます。

6時頃に日の出なので、まだ暗いですが、

周囲は少しずつ明るくなってきています。

今日は日の出と同時に出航したいので、暗い中、ヘッドライトを使って

準備開始。

重労働の艤装と船の積み下ろし

ところで、私の場合、いつも船を軽トラの荷台に載せ降ろしするのに

折りたたみの アルミ製ラダーレールを使用しています。

船がとにかく重いので、乗せ降ろしするのに、

軽くする為に 一度艤装を解いたり、

船に積み込んだ小物や荷物を 全て降ろしたりする必要があります。

降ろした後に、また積み込みです。

結構大変。

それなので、準備に時間と手間が掛かります。

その後に仕掛けを組み立てたりするので、

開始から出航まで45分くらいでしょうか。

と、いうことで、準備完了。

よし、完璧。

今日は絶対 大漁ですバイ。!!

運命のエンジン始動…しかし

と、いうことで、いよいよ出発。

万感の思いをこめて

エンジン始動!!

あれ??

エンジン始動 !

エンジン 始動! 始動!

あれ ??

エンジン 始動、始動、始動

始動、始動、始動、始動、始動、始動 

あら??? 何で???

エンジンかからん。。。。

燃料、チョーク、パイプ接続、エア、キルスイッチ

とりあえず全部確認。

あれ?? おかしかね。。。。

全くかからない船外機との戦い

もう一回。

始、 動 ~~っ!。。。

え?? マジ???

くそっ。

始動 始動。

始動始動始動

始動始動始動始動始動

始動始動始動始動始動始動始動

ばっ    かからんバイ。

こりゃプラグかもね。

ふと周囲を見ると、引き潮の影響もあってか

漁港の外へ流れて 漁港から吸い出されようとしています。

あわてて オールを使って岸に移動しますが、

その繰り返しで 埒が明きません。

地元漁師さんとの会話、そして判明した危険性

安心してプラグ交換の作業をするために

漁船の係留されている場所に繋がせて貰う事にしました。

波に揺られながらの交換作業で、船外機を上げて 身を乗り出し

ドライバーなどの道具を海中に落とさないようにしての

難儀な作業。

やっと交換作業が終わりました。

気をとりなおして、期待一発。!!

始動索を掴んで

エンジン、始動~~!!

始動 始動

始動 始動

始動始動始動始動始動

始動始動始動始動始動

始動始動始動始動始動

うわ~

やっぱり掛からん。

ダメだこりゃ。。。

挙句には、手に出来たマメが潰れてしまいました。。。

漁師さんの助言で深まる現場理解

150回くらいやった時、漁船の方が 車でやって来ました。

「おはようございます。エンジンが掛からないので

ここに繋いで作業させてもらっています。申し訳ありません」

『よかよか。 何ね?   エンジンの掛からんとね??』

物腰の柔らかい 優しそうなおじさんが、こちらを見ながら

隣の漁船に乗り込んで作業し始めました。

「そうなんですよ。プラグを替えてみたのですが

ダメっぽいです。。。笑」

そう言って、

エンジンの始動索を 2、3回 引っ張って見せました。

『そりゃ、掛かるごたる感じの 全然せんね。』

「ハイ。そんな気がします。 でも沖じゃなくて良かったですよ。。。」

『そぎゃんたいね。』

おじさんは真剣な眼差しで語り出しました。

『ここの沖は 潮の流れの速かですもんね。止まったら東シナ海に流されるですよ。

まあー 今日は小潮だからそっちには行かんバッテン。

この沖の海峡はですね、4本の流れがあって、真中が東シナ海に流されて、

手前のほうは 通詞島の方の陸側に流されて、長崎寄りは

あっちの橘湾の方に流されるとです。

流れの全然違うけんですね。。。』

『まぁー沖で止まらんだっただけ 良かったかん知れんね』

なるほど。。。。

撤退。そしてさらに試練

地元の人に聞くと いろんな事がわかるものです。

今日は 全然掛かる気がしないので 帰ることにしました。

「今日はもう諦めてまた出直します。お邪魔しました。笑 」

『 魚は おるけん、また気なっせー。笑』

時計は8時半を差していました。

その後、また船を載せて、道具の積み込み。

最後にロープで固縛していると、

スーパーカブのおじいさんから

『釣れたね??』 

とダメ出し。

内心、『こんな時間に撤収しているのに釣れとる訳ないでしょ』

と思いながらも、苦笑いしながら

「エンジンの掛からんとですよ。また来ます。笑」

と御挨拶。

原因判明、そして怒り

船外機は去年、新品で買ったので、

帰りにメーカーのマリン部に預けていこうと寄り道したら

【本日定休日】

の看板。。。。。

帰ってから また片付け&潮抜きで夕方近くとなりました。

もう一回船外機を調べてみると

プラグがスパークしていない事が判明。

これは点火系統か リコイルスターターの故障なのかも。。。。

しかし、大事に使っているのに、一年で何でこんなところ壊れるか???

と怒り心頭なのでございます。。。。。

Summary in English

This trip turned into a complete engine failure incident, revealing dangerous currents, kind fishermen’s advice, and the frustration of a one-year-old outboard breaking down.

🌊《コラム》早崎海峡の潮流の正体

早崎海峡は、天草の中でも潮が“別格”に走る場所として知られています。
とにかく潮が速い。速い日は、**5ノット前後(時速9km)**なんてザラで、ボートが流されて仕掛けが真横に飛んでいくレベルです。

なぜこんなに速いのかというと——

■ 天草と長崎を挟む“巨大なノズル”

早崎海峡は、
**「天草下島」と「長崎・野母崎」の間にできた細い水路」**みたいな地形になっています。

潮汐で押し寄せる海水が、この狭い隙間を通過する時に、
まるでホースの口を細く絞ったときのように一気に加速します。

■ 上げ潮・下げ潮で流れが反転する

天草側から北上してくる潮と、有明海・島原湾側から押し戻す潮が互いにぶつかり、
早崎海峡周辺では潮目が発生しやすいのが特徴。

潮が絡むと青物が集まり、
逆に潮が素直に流れない時は魚探に反応があっても食わない——
まさに“潮が主役”の場所です。

■ 釣り人にとっては修羅の地

・仕掛けが一瞬で斜めに走る
・オモリ100号でも底が取れない
・魚が掛かっても潮に乗って横走り

こんなスパルタンな海は九州でもなかなかありません。

しかし裏を返せば、
「潮が速い=ベイトが集まる=大物も寄ってくる」
という、ロマンの詰まった海域。

早崎海峡は、
天草における「釣り人の登竜門」みたいな存在なんです。


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