なぜコンビニも不動産業に近いのか?商品より立地が支配する商売の正体

Why Convenience Stores Are Closer to Real Estate Businesses

コンビニは「小売業」だと思っていませんか

コンビニと聞くと、

  • 弁当
  • 飲み物
  • 日用品

こうした「商品」を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、少し視点を変えると、コンビニは

小売業でありながら、非常に不動産業に近い構造

を持っていることが分かります。

結論:コンビニの価値は「棚」ではなく「場所」

結論から言うと、

コンビニの最大の資産は商品ではなく立地

です。

同じ商品なのに、売上が全く違う理由

コンビニの商品は、どの店でも大きく変わりません。

  • おにぎり
  • 弁当
  • 飲料
  • 菓子

にもかかわらず、

駅前と住宅街では売上がまったく違う。

これは、

商品よりも「人の流れ」が売上を決めている

という証拠です。

フランチャイズ構造を見ると、より不動産的になる

多くのコンビニはフランチャイズです。

ここで重要なのは、

  • 本部が出店戦略を握る
  • 立地調査を徹底的に行う
  • 出店間隔までコントロールする

という点です。

これは、

「どこに建てれば回るか」を最優先する不動産的思考

そのものです。

コンビニの棚は「時間貸し」

コンビニの棚をよく見ると、

一等地の棚ほど、回転率の高い商品

が並んでいます。

これは、

土地の一部を、短時間で収益化する感覚

に近い。

極端に言えば、

コンビニは「24時間営業の小さな商業ビル」

なのです。

なぜコンビニは密集出店するのか

コンビニは、あえて近距離に出店します。

これは競争ではなく、

エリア支配

です。

  • 人の動線を押さえる
  • 他社を入りにくくする
  • 生活圏に溶け込む

これは、

土地の使い方を最適化する発想

に非常に近い。

コンビニが「なくならない」理由

ネット通販が普及しても、

  • コンビニは減らない
  • むしろ増え続けている

その理由は、

商品を売っているのではなく、
「今すぐ欲しい」という時間価値を売っている

からです。

あとがき:商売を見るときは「商品」から離れてみる

コンビニを

弁当屋
小売店

として見ると、価格競争の世界に見えます。

しかし、

不動産業として見ると、驚くほど合理的

です。

商売の本質は、

何を売っているかではなく、
何を押さえているか

マクドナルドとコンビニは、
同じ地平に立っているのかもしれません。


この記事は、「なぜ商売はうまくいったり、うまくいかなかったりするのか」という視点から書いています。
考え方の全体像は、以下の記事で整理しています。

👉 なぜ「うまくいきそうな商売」が失敗し、「なぜか続く店」が生まれるのか

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