Why drugstores sell frozen foods so cheaply

結論:ドラッグストアは「薬屋」ではなく、生活必需品の供給拠点になっている
私はドラッグストアによく行きます。 ただし、薬を買うためではありません。
理由はシンプルで、とにかく安いからです。
地域で比べても、同じ商品が一番安い。 特に冷凍食品売り場には、人が集まっています。
結論から言うと、今のドラッグストアは「薬で儲ける店」ではなく、「安く客を集めて別のところで利益を出す店」です。
なぜドラッグストアは安くできるのか
① もともと利益率の高い商品を持っている
処方薬や医薬品は、価格規制があるとはいえ、 安定した利益が見込める商品です。
さらに、サプリメント・健康食品・化粧品・日用品などは、 スーパーよりも粗利が高い商品が多い。
この「土台となる利益」があるからこそ、 冷凍食品や飲料をほぼ利益なし、時には赤字覚悟で並べられます。
冷凍食品が特に安い理由
ドラッグストアで冷凍食品を見ていると、 「この値段で大丈夫なのか?」と思うことがあります。
そこには、いくつかの現実的な理由があります。
② 回転率が異常に高い
冷凍食品は、
- 保存が効く
- 廃棄がほぼ出ない
- まとめ買いされやすい
という特徴があります。
つまり、薄利でも大量に、しかも確実に売れる商品なのです。
③ 物流がすでに完成されている
大手ドラッグストアは、 冷凍食品メーカーと全国規模での一括契約をしています。
製造 → 冷凍 → 物流 → 店舗 この流れが最初から組み込まれているため、
1店舗あたりの仕入れコストは極端に低く抑えられます。
なぜ冷凍食品の味は昔より格段に良くなったのか
「冷凍食品は手抜き」という時代は、完全に終わりました。
理由は、
- 急速冷凍技術の進化
- 電子レンジ調理に特化した開発
- 外食産業レベルのレシピ流用
です。
今の冷凍食品は、 家で再現できない工程を工場で済ませている料理とも言えます。
家庭用冷凍庫が増えている理由
最近は、冷凍食品専用に冷凍庫を買い足す家庭も増えています。
これは決して贅沢ではなく、
- 食費を安定させる
- 料理の手間を減らす
- 無駄な外食を減らす
という、合理的な選択です。
ドラッグストアの安さは、 こうした生活スタイルの変化と、見事に噛み合っています。
【図解イメージ】ドラッグストアの利益構造
医薬品・化粧品(利益を生む) ↓ 日用品(安定) ↓ 冷凍食品・飲料(集客装置)
この三層構造があるからこそ、 「別格に安い棚」が存在します。
あとがきコラム|冷凍食品は手抜きではなく「知恵」
冷凍食品を使うことに、 どこか後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。
しかし私は、こう考えています。
手を抜くのではなく、無駄を省いているだけ。
時間と労力を、 「やらなくていいこと」から 「やりたいこと」へ振り分ける。
それは、とても賢い選択です。
ドラッグストアの安さと冷凍食品の進化は、 私たちの暮らしを、少しだけ自由にしてくれています。
次に冷凍ケースの前に立ったときは、 「これは時間と工夫の結晶だな」
そんなふうに眺めてみるのも、悪くないかもしれません。


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