冬になると、洗濯物がなかなか乾かず、室内干しをしてもジメジメしたまま…。 部屋干し臭が気になる方も多いと思います。

実は「冬は乾かないのが普通」ではなく、気温・湿度・空気の動きの3つが原因です。 これを少し工夫するだけで、乾き方は驚くほど変わります。
【理由①】気温が低く、蒸発スピードが遅くなる
洗濯物は温度が低いほど水分が蒸発しにくく、特に10℃以下では水分の動きが極端に遅くなります。 外干しでも冬は乾きにくいのはこのためです。
【理由②】外の空気が乾燥していても“日光の量”が少ない
冬は湿度が低く乾いているのに洗濯物が乾かない…。 その大きな理由が日照時間の短さです。
太陽光が生地を温めてくれないため、気温以上に乾きが遅れます。
【理由③】室内干しは湿度が一気に上がり、蒸発が止まる
部屋干しをすると、部屋の湿度が一気に上昇します。湿度が高い空気では蒸発が進まず、 乾かないどころか「湿ったままの空気」が部屋中に停滞してしまいます。
【理由④】洗濯物の“干し方”が間違っている
厚手の服を重ねたり、風の通り道が塞がれていると、冬場は特に乾きません。 また、空気が動かない場所に干すと乾燥までの時間が倍以上かかることもあります。
🔥 今日からできる、冬の洗濯物を早く乾かすコツ
① 扇風機 or サーキュレーターで「風」を当てる
冬に最も重要なのは温度ではなく風です。 風を当てるだけで乾き方は2〜3倍違います。
我が家はシーリングファン付きの照明があり、年中ゆっくり回して空気を循環させています。 さらに、日の当たる暖かい部屋に干し、カーテンを開けて直射日光を入れるだけでも乾き方が全然違います。 そこに扇風機を当てれば、乾きはさらに加速します。
② 室内干しは“部屋の中央”に干す
壁際やカーテンレールは湿気がこもりやすく、乾きにくい場所です。 部屋の中央に干すと湿気が逃げやすく、乾燥スピードが上がります。
③ 生地が重ならないように広げて干す
厚手のパーカーやジーンズは、裏返して干すと乾きやすくなります。
また、曇りの日や日照が弱い日は厚手の洗濯物は乾きにくく、 乾燥機や浴室乾燥がない家では無理に洗わない方が良い場合もあります。
④ 干す前に“バサバサ”と10回以上振る
繊維を立ち上がらせることで風の通りが良くなり、乾燥時間が大幅に短縮されます。
⑤ 浴室乾燥がない家は“浴室+扇風機+除湿器”で代用
浴室の扉を閉めた状態で扇風機を回すだけで、浴室は簡易的な乾燥室になります。
さらに、我が家では除湿器も併用しています。 除湿器の首振り機能を使って空気を循環させると、驚くほど洗濯物が乾きます。
そして意外と知られていませんが、除湿器から出る排気は暖かいため、 乾燥と同時に部屋が少し暖まり、暖房費の節約にもなるというメリットもあります。 除湿器のタンクが5リットル近く満杯になることもあり、 「こんなに空気中の水分があったのか」と実感するほどです。
【まとめ】乾かないのは「湿気の逃げ場」がないだけ
冬の洗濯物が乾かないのは、気温・湿度・風の3つがそろっていないからです。 ただ、そのほとんどが簡単な工夫で改善できます。
「風を作る」「湿気を外へ逃がす」 この2つを意識するだけで、洗濯物は驚くほど早く乾くようになります。
📘 コラム:冬は“日光の活用”が乾燥のカギ
冬は外気が乾燥していても、日の光が弱いため乾きが遅れがちです。 しかし、日光を上手く取り入れれば暖房よりも強い乾燥力を発揮します。
南向きの部屋に干す、日光が当たる時間帯だけ部屋を暖めるなど、 ちょっとした工夫で冬の洗濯物の悩みはぐっと楽になります。


コメント