
ロビーに落ちていた一枚の紙
マンションのロビーを歩いていると、足元に一枚の紙が落ちていました。見れば宅配便の不在票。誰かが落としたのだろうと手に取ってみると──
宛名が「キタノカヨ」さん。
この時点で、脳内のスイッチがパチンと入ります。
脳内で始まる三段活用
「荷物が来たのかよ」
「いつ来たのかよ」
「いや不在票が来たのかよ」
と、一瞬で三段活用が完成。
もはや、私の脳内ではキタノカヨさんが荷物を待ちながらツッコむ、小さなショートコントが展開してしまっているのです。
──配達員「お届けに来たのかよ」
──キタノカヨ「いや今おらんのかよ」
──紙切れ「これ不在票なのかよ」
名前ひとつで風景が変わる
冷静に考えたら、ただの名前です。けれど、ちょっとした語感の面白さって、人の想像力を爆発させます。
そして私だけがロビーでニヤニヤしている──それを誰かに見られたら一番恥ずかしい、「お前、何がおかしいのかよ」案件でもあります。
日常って、こんな小さな笑いの種が、さらっと落ちているんだなぁと思いました。
📷 Photo Caption / 写真キャプション
ただの不在票。でも、名前ひとつで、頭の中ではショートコントが始まってしまう。
あとがき / Afterword
Sometimes a single name can turn an ordinary moment into a tiny piece of comedy.
何気ない一枚の紙切れが、ほんの数秒だけでも日常を「ネタ」に変えてくれる。そんな瞬間があるから、世の中は意外と捨てたものじゃないなと思います。
今日もまた、どこかのロビーで、新しい「○○なのかよ」が生まれているのかもしれません。

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