B787キャプテンのS先輩から、貴重な日本酒を送って頂きました。
私の出た学校は、先輩が特定の後輩の個人的な面倒を見るという「系列」という強い繋がりがあります。
私はそのS先輩と同室だった、私の直接の系列のI先輩(当時は先輩2人と後輩1人の三人部屋でした)が
バイク事故で休学になってしまい、結果的に同室ながら全く違う系列のS先輩に
いろいろな場面でお世話になることになりました。
私の座学課程が終わり、いよいよ帯広でのフライト課程に移る時のこと。
S先輩が私にこう言ってくださったのです。
「ニシムラけん、これ持って行って飲んでよ。」
当時、私たちは皆、苦学生で経済的にも決して楽ではありませんでした。
それでもS先輩は、ご出身の秋田から大切に持参された化粧箱入りの一升瓶、
とっておきの日本酒を――しかもご自身の直接の後輩でもない私に、
まったく惜しげもなく餞別として手渡してくださいました。
その時の情景と、あの時の御心意気。
私はあまりにも感激して、いまでも鮮明に覚えています。
それから約28年後の一昨年。
S先輩はわざわざ私の“アジト”に遊びに来てくださり、
その後も、去年も、そして今年も――
「ニシムラけん に!」
と笑いながら、とっておきの日本酒【新政 新年純米しぼりたて】を年明けに送ってくださいました。
私は本当に、もう言葉に尽くせません。
長い年月を経てもなお、人の情がこうして続いていることに、ただただ感謝です。


A precious sake gifted by my senior — a symbol of a bond that has lasted nearly three decades.
🍶 系列を越える縁:
師弟関係や系列の枠を超えて生まれる縁は、人生の宝物です。
若い頃に受けた親切や一言は、年月を経ても色褪せることはありません。
人の情のあたたかさを、一本の酒がそっと思い出させてくれます。
師弟関係や系列の枠を超えて生まれる縁は、人生の宝物です。
若い頃に受けた親切や一言は、年月を経ても色褪せることはありません。
人の情のあたたかさを、一本の酒がそっと思い出させてくれます。

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